シェア型書店猫の本棚さんへ納品に行った折、興味深い本を連発される棚をいつものように眺めて、いつものようにハートを射貫かれた。
文豪とスイーツ。墓参りとスイーツ。
散歩系の作品に目が無く、自身でも生活圏の外に出たらその街の旨いもんを食べて帰りたいタイプなので、読む前から大好きになっていた一冊。
【読み始め】2023年3月12日
【読み終わり】2023年3月15日
2023年3月12日
帰り道、居てもたってもいられず、御茶休憩と称して手近な喫茶店へ。レモンスカッシュを飲みつつ、さっそく読み始め。
初手は太宰治。この時点で、ちょっとだけ「そっち方面の文学少女向けか……」としょんぼりしたけど、編集さんの某台詞で即座に持ち直した。私もです!私も太宰は○○(ピーーーーー)で▲▲(メデッタメェデェタァァノォォ♪)だから◇◇(oh,nice boat…)なんだよぉぉ(≧◇≦)
まあ、あれだ。
世の中にはたくさんの主義主張趣味嗜好性癖悪癖云々カンヌンがあってだな……。
2023年3月13日
志賀直哉の章まで読んだ。マジ、オモシロ!
小僧の神様を久しぶりに読み返したい。
お墓参りは勿論の事、載ってるスイーツを制覇したくてうずうずするし、スイーツハシゴして独自にお店を新規開拓したい!!
漫画だけれどガイドブックとしての充実ぶりが素晴らしい。
2023年3月14日
読んでいると、スイーツ情報のところは目が紙面をなぞる速度がゆっくりになるのがわかる。ウェイト置いて読んでるなあ、自分。
表参道の文房具カフェは是非とも一度は行ってみたいと思っているので、コマに登場したときは血が騒いだ。
行く、絶対に!今年中に!
2023年3月15日【読了】
もうもう、ほんとうに!
徹頭徹尾私の「大好きのツボ」をぐいぐい押してくる構成・取材力に降参。
参考文献のリストも充実していて、ネットサーフィンなんて言葉が世に出る前から「文献リスト掲載本を片っ端から読んでいく」という遊びをしている私には大変に嬉しかった←読む気メーターが上がっている。
おそらく、本書片手にあちこちお散歩したり、ほんとにお墓参りにいったりすると思う。付箋を貼ったり、メモを挟み込んだりして、カスタマイズされた本書は私の宝物になるんじゃないかな。