もりもり読んでいこう。なんでもかんでも、頭の中に放り込んでおけば、脳味噌が勝手に分類・整理整頓・熟成してくれる。
そしていつか思いもよらぬアイデアとして、意識の表面に放り投げてくれる。
せっかくの読み放題、kindle unlimitedを存分に活かします。
【読み始め】2021年9月27日
【読み終わり】2022年2月7日
2021年10月3日
電子書籍で読み始めたけど、ページを画像として処理する方法で電子化されているのだろうか、読み心地に少々負担を覚える。
最後まで一通り読むつもりではいるけれど、途中で紙媒体で買い求めて読むかもしれない。
2021年12月25日
魔女の軟膏。
材料とその配分は諸説あるとは聞いていたけど、ここまでいろいろあるとはと絶句に近い感慨を覚えた。
魔女狩りに取り憑かれた人々の妄想か?
本物の魔術を研鑽した末の、血と涙滲むデータの積算か?
ともかくも。
試してみようとはこれっぱかしも思えない。
魔女のシゴトって、深いな。いろいろと。
2022年2月7日【読了】
年を跨ぎ、旧正月に突入して、ようやく読み終えた。じっくり読むにもほどがある。
昨年から、私の対植物コミュニケーション力(?)が上がって、植物を枯らす悲劇にはご無沙汰している。
本書を読んでいたのがどういう影響を及ぼしていたかは定かでないけれど。本書は植物育成ハウツー本ではないから、ほとんど関係ないと思うけど。
けど、植物に対して何らかの視点の変化は起こしてくれていたのではないかな、と。
我が家に暮らす植物のなかで、薬草?いわゆるお料理に使うと便利よといわれるのはローリエとバジルくらいだ。
本書に登場する魔女(のちに「賢い女」と呼ばれる人々も登場する)たちは、おそらく、その魔術的効能だけでなく、その効能が植物の性質――例えば、どんな土壌を好んで生育するのか?とか――まで知り尽くし、すくすくと魔女が欲する効能を損なうことなく育て、結果的に植物と「持ちつ持たれつ」な関係を上手に築いていたのではないだろうか。
なるほどなあ、そうとなれば、中世のカソリック色濃い人々からしたら「どんな魔法だよ……」と訝しがられるだろう。人ではない生き物と意見や情報を交換してるように見える魔女、どんなコミュニケーション能力があればそんなことができるのか?まさに悪魔的技能を持ってしなければ、そんな事は叶わんじゃないかって言いだすよなあ。
いつの時代でも、未知の技術や知識について、多くの人間は兎角オカルト方面の理論を引っ張り出したがる。
糾弾するのか?これは便利だと、その仕組みを解明するのに人肌脱ぐのか?その恩恵にただただ与り、感謝の祈りを捧げるか?