脳味噌をマッサージしたいわ!という時、私には苫米地先生の御本が良く効くようです。
やっぱり、というか。なんというか。
デトックス?いや、ちょっと違うな??
【読み始め】2021年5月16日
【読み終わり】2021年6月9日
2021年5月25日
写真記憶は訓練次第……だそうだ。
ふむ面白そう!ちょっとやってみようか。いつもの苫米地本ならば即座に実験に取り掛かってみるところなのだけど、今回は毛色が違うというかなんというか。
思考の方向性を変えるとか、物の見方をちょっと角度をずらすとか、そういう脳味噌をコチョコチョするのとはわけが違うような気がしたのだ。
今回の記憶術、自分の脳味噌に直接お灸を据えてみるような?配置を変えて回路を繋ぎ変えるような?なんとなく「外科的印象」を受ける。
一通り読んでみて、その後で試してみても遅くはないだろう。
2021年6月2日
物事を簡易なイラストにして組み立てる――アイコンや独自の記号でもってノートを取る・作成するというのは高校生の時、保体担当の先生も言ってたなあと思い出した。
今、毎日の手帳を書くのに、少しだけそのエッセンスを取り入れているのもナルホドナアという感じ。
私は文字ジャンキーなところがあるから、記号やアイコンには箇条書き状に文字を連ねてしまうけれど、とりあえずメモ!とかってのには便利。後々にそのメモをまとめる時にはまた別のメソッドを使うけれど、雑多な部品を集めてから俯瞰して一つの要素にして思い出しやすくするという点では、既に『苫米地流』を実践していたのかも。
新しい知識を入れるというのでなく。生活の中での発見を自分に納得させて肚に落とし込むという作業だけど。肚に「落とし込む」というのが、記憶するというのと同義ならね。
2021年6月9日【読了】
最後まで読んでみて、ナルホドソウカ!という発見と喜びがあったかどうか?……その視点から「ためになったか?」と問われれば否である。けれども、純然たる読書体験としては、読んで良かったなあと思う。
どういう目的で読んだのか?
それは苫米地先生のお書きになる論説の妙味と、文節が織りなすリズムを味わいたかったから。
純然たるエンタメ小説を「ビジネスのヒントが詰まっている!」と有難がって読む人だっている世の中だ。実用書をエンタメの延長で読んで楽しんだって、バチは当たらんでしょう?