あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

【映画鑑賞記録】聖地X

 Amazon prime にて鑑賞。

 『あなたへのオススメ』であがってきたのを、直感で鑑賞。

 タイトルが『教団X』に似てるけど、どちらかというと映画『コクソン』なのかなあ……と思ったり。見た後だから、言えること。

哭声/コクソン(吹替版)

 

 おそらく私がホラー映画ばっかり見るもんだから「オススメ」してくれたのだろうけど、私は本作をホラーとは呼べない。ドタバタ劇。私の笑いのツボを指一本分外して押すコメディー。

 

 ちょいと調べると、元々舞台演劇として人気の演目を映画化したのが本作とのこと。なるほど通りで「ドタバタ」なわけだと納得した。

 演出の端々、演技の方向性などを見ていると、この話は微妙な陰影やカメラワークなどの技巧で魅せる手法よりも、役者さんの体全部を使って観ている人の五感を直接に揺さぶるような魅せ方の方が適しているような気がしたのだ。

 私は映像もお芝居も超絶ド素人だけれど、同じお芝居でもカメラの眼を通す映画と舞台上のお芝居では、味わいも余韻も違うからそれぞれに適した話と組み立て方があると思っている。

 

 昨今、アニメや漫画で人気の作品を、敢えて人間のお芝居で映画に撮って……なんて話が度々物議を醸す。原作を忠実に再現することが必ずしも「おもしろさ」に繋がるわけではないという事例は、何も二次元から三次元への変換時のみに限ることではないのかもしれないねえ。