一針一針焦らずに　2022年5月19日 - あらたま＠メモ魔通信

　本日は以下の内容で活動報告させていただきます。1429文字です。

　御興味お有りの方はどうぞゆるりとお付き合いくださいませ……。

　昨日の快晴が嘘みたいに、今日はずっとどんよりしたお天気でした。

　一人と一猫、静かにお留守番しながら、黙々と手作業の一日。私は糸と針をしくもく、しくもく……動かして切り分けたパーツを一枚の布に仕立てます。猫は肉球や自慢の毛皮をお手入れして、スース―寝息でお昼寝です。

　それぞれの場所で、それぞれの役目を全うすれば、雨の日でもそこそこご機嫌にすごせるのですね。

木曜日連載『そば処千妖にいらっしゃい』第十三回配信

・今日から【五把目】です。おそらく『そば処～』の中で最もご陽気なお話になると思います。

・ゲストさんは「良くも悪くも【旬】なあの方」です。イケイケです。

第三十四回文学フリマ東京でのフリーペーパーと商品紹介板の設計

・そろそろ準備も大詰め、ディスプレイの構成もやっていきます。QRコードでのご案内となる商品のご紹介板の設計を、見本品の配置と併せてやりました。

・御用意した方がいいかしら？と思うものも増えてくる時期です。今日はフリーペーパーについて調査・立案・設計とやりました。

・半日とはいえ実店舗、なるべく賑やか？な感じでお客様に楽しんでいただけたらなと思います。

文フリブースのためのテーブルクロス制作

・以前文学フリマに行った時、ブースに使われている長机には各サークルさんがそれぞれの特色に合わせたディスプレイをされており、特にテーブルクロスが「お店のカラー」を出すのに大きな役割を果たしていました。

・地味なアイテムですが、会場全体に華やかさを添えるのもテーブルクロスならではの効果。私も僭越ながら、デザイン・制作してみようと思いました。

・なぜこうしようと思ったのか……今では謎ですが、運針の練習も兼ねて手縫いです。

・練習のかいあってか、昨日今日と手に針を刺していません！怪我しないの、大事。

　思えば、文字の読み書きから今日ほど離れていたというのも、最近では珍しいことのようです。

　怖い話で本を作ってみようと思い立ってから、紆余曲折、あれこれと書いてきた毎日でした。久しぶりに縫い針を持つと、勝手が違うので指がつりそうになります。

　それでも、一針ずつ縫っていると、手が体がちゃんと思い出してくれるのです。教科書通りの構え方だと指が疲れて、縫い目が真っ直ぐにならなかった事。人の手指は千差万別で先生と完璧に同じホームポジションはとれないから、お手本の「動き」ができるようになることを第一目標に掲げる事。

　ひとつひとつ思い出すうちに、針が以前よりは滑らかに進むようになった気がします。

　或る和裁師さんの御言葉を借りますと、糸を通さない針を毎日何時間も練習布に通して、ふと気づくと手が無理なく針を送るようになっていたのだとか。

　私の運針にいつ、その気付きの日がやって来るかはわかりません。

　けれども御裁縫に限らず、どんなことにも通じるエピソードだなあと思います。

　試行錯誤は大前提として、まずは信じて愚直に「やり続ける」こと。やってみないと答えは出ませんものね。

　本日はここまで。

　最後までお読みいただき、ありがとうございました。

　またね～バイバイ(ΦωΦ)♪