あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

桜待ちの一式を組んだら

開花宣言出ましたねえ

  お花見シーズン、楽しみねえ。どんなきもの着て桜を観に行きましょうか?かわいめにするか、渋めにするか。春だから個性を出して、ちょっと尖ってみましょうか?分厚いコートを脱いで軽やかに。和洋ミックスも楽しいなあ……
 
 なんて言ってる間に、標本木はポンポンとお花を咲かせてしまったようです。え、ちょっと待って早い早い!
 
 ……というわけでこちらの夜桜待ちの黒猫な一式を慌てて着ました。
 

 
 桜が舞う羽織に、春らしい紬を合わせて、動物たちが夜桜宴会してるみたいな半幅帯で軽やかに。
 半幅帯にえんじ色が少し使われてるので、それを帯締めと扇子に繋げました。
 
 

 
 足元はこんな風。アンティークの壁紙みたいな地模様が入ったオフホワイトの足袋と、シルバーベースのカレンブロッソ。
 他は我が道を行ってるけれど、ここだけ見てると正統派かな。
 バッグは鳥獣戯画柄の軽い肩掛けカバン。斜めがけに背負って、両手を開けました。普段着きものは元気よく着たいのです。
 

さて、これでどこに行ったかというと

 家の近所はまだお花見には早かったので、いつもの休日を過ごしました。昼ビール~。
 
 GUINNESSは久しぶりでした。香ばしく甘い香りに、さっぱりとした飲み心地。炭酸が軟らかいから飲みやすいですよね。好きだなあ。
 春らしく、スナップえんどうのチリソース煮と鯛のカルパッチョと共に。

ローストビーフ

難しいと思っていたら、以外に作れるもんでした

 急に春めいてきて桜の開花予想もずいぶん早まったとか。お花見の準備をそろそろしておいた方がいいかなあと考えています。

 お花見のお供には、ちょっと華やかな一皿があると良いかな……というわけで、覚えたばかりのローストビーフなんてどうかなあ。

 

 低温調理用の特別な道具とか立派なオーブンがないと作れないと思っていました。ローストビーフ

 それがお家のコンロで、フライパンさえあればできるなんて!

 
 ビストロの店員さんに教わった、技要らず・手間要らずなローストビーフ。感激しました。店員さんの「簡単っすよー!ぜひ作ってみて下さい。特別良い肉使う必要もないんで」の言葉を信じて良かった。
 
作り方
  • ローストビーフ用の塊肉に塩、ハーブなどを好みですりこみ、ラップをして冷蔵庫で寝かせる。30分~一晩。お好み
  • 冷蔵庫から出し室温に馴染ませる
  • 強火のフライパンで表面を色が変わるまで焼き付ける
  • アルミホイルでぴっちり包む。二重に包むと安心
  • コンロ下の魚焼きグリルに入れて放置。火を付ける必要なし。冷めるまでそのまま→出来上がり
 
 ワサビ醤油でさっぱりと食べてみましたら、ビールが進んで進んで……
 

ほんの少しあるだけで、その存在感に心が躍る

 
 お正月におせち(のようなもの)に添えてみたら好評でした。牛肉のお料理ってちょっとあるだけでも華やぐもんですね。
 ちなみに。この輪島塗のお弁当箱、シンプルなのでお正月だけでなくお花見にも活躍してくれそう。良いものとの素敵なご縁に感謝だなあ。

教団X

杉花粉が本気を出しております

 鼻水が止めどなく流れるかと思えば、涙はハンカチが乾く間を与えず。

 ……。などと!かっこ付けてる場合か!

 ごめんなさい、杉花粉アレルギーの影響で自律神経が不安定になっているのか、少々取り乱しております。

 

 国を挙げての医療費削減対策なんて言葉をちらほら聞くことがあるのですけれど、まずは野放図に散布されるままになっている杉花粉のもと、杉の林をナントカカントカして貰えないでしょうか国の中枢の偉い人々!などと思っています。

 飲み薬に点鼻薬、目薬。そして症状を緩和するため、腸内環境を整える乳酸菌やらハーブのお茶やら神社のお賽銭等のおまじない(!)まで花粉症関連に毎年いくらつぎ込んでいるのでしょうね。これが全国規模となると、どれだけの金額が動いているのか……ほんとにもう、イライラいたします。

 

 猫だけでなく、私だって虫の居所が悪い日があるのです。花粉よ去れ。

 今日の読書メモは、どうにも肌に合わなくてイライラしながらも一通り読み終え、本に八つ当たりする前にまずは「投げ出さずに読み終えて偉かったぞおお」と自分を褒めに褒めた一冊について書いております。

 

誰かのオモシロイは、私のオモシロイに一致するとは限らない

 テレビで「おもしろかった」「読んで損はない」って言うのをそのまま信じちゃって……信頼できる人が言ってたら別だけど、誰かの感想を鵜呑みにするのは危険ですね。久々に猛省いたしました。

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 書店のオススメ棚と某読書芸人のプッシュが凄くて
 
三行感想
  • 目新しい知識が盛り込まれているわけでもなく、知的興奮は薄かった。テイストもあまり好みではなく……
  • このテーマを宗教で料理しようと思ったのは何故なのか?例えば、研究に行き詰まった学者の男女が大学の一室で対話形式で研究を模索する、みたいなシンプルな舞台装置の方が話に奥行きが出たのでは?と思ってみたり
  • 一般文芸とライトノベルでは、筆力差が逆転してるのだろうか?との疑問が浮かんでくるほど、パンチも世界観も人物造形も、私には弱かった。優しい物語には優しいなりに刺さる「何か」が欲しいのだ
 
今後にどう繋げる?
 自分の眼と鼻と直感を疑わないように。まがりなりにも、それなりの感度を備えるくらいには『鍛えて』いるはずなのだから。自分を信じる第一の人物は自分だ
 
 
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