あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

新耳袋−現代百物語 第二夜

新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)
木原 浩勝 中山 市朗
角川書店
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 夜、寝る前に読むんじゃなかった。と、お約束の反省を交えつつ読みました。そういうときに限って、寝る前にトイレ行くの忘れてたりして、トイレ行くの怖いーやだーってなったりして。


 筆者のお二人は「禁じ手」として、呪い系等の「載せないと決めているジャンル」があるそうです。が、本シリーズのようなオチがない(いわゆる投げっぱなし)な話、正体がよくわからない話等々は、その後しばらく引きずってしまう気味の悪さがあります。


 凝りに凝った創作より、ちょっと聞いてきた話なんだけどね……て世間話の延長で語られる方がゾクッと来ることがあるけれど、まさにそれ。で、話の最後に「ね、よくわかんないでしょ?不思議ねえ」で締めくくられたら……。