あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

伊達締めを自作してみよう

いろいろな『見直し』がマイブームになってしまっている

 もういいかげんしつこいのですが、年末年始で雪崩のように崩れた生活リズムを立て直すべく、習慣とか悪い癖などを見直しています。

 体力を溜め込むのだ!とのもっともらしい言い訳を旗印にした『二度寝』という悪癖を断ち、ごはんやお菓子をだらだらと食べ「栄養つけなきゃ!」と脂肪を溜め込む事を良しとせず、お勉強や雑学の時間をしっかりとるというのが目標。今のところ、最前線は二度寝の誘惑との戦いでして、戦況は少しだけこちらが有利……みたいな感じ。

 

 お勉強はほぼほぼ計画通りに進んでおり、あまり問題ないかな。科目を一つ増やしたのですが、破綻することなく毎日お勉強できております。

 

 本丸はやはり、ダイエットなのです。筋トレしつつ高タンパク・低カロリーで規則正しく食べるという形に持って行かないといけません。体力がないと、お着物を着られませんのでね。

 

着付けも『見直し』を迫られて

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 筋トレが軌道に乗ったり、風邪が長引いてやつれたり。紆余曲折を経た結果、腰のくぼみだけは補正を入れないとどうにも帯の『座り』が悪くなってしまいました。補正要らずと呉服屋さんで褒められた、この私が!補正ですって!
 健康診断で引っ掛かったから、お医者に「早死にしたいのかデブ!」的なことをオブラートぐるぐる巻きのやんわーり口調で言われたから、自分なりに頑張ったのがこの結果です。補正なしでもそこそこキレイに着付けられるのが唯一の自慢でしたのに。
 嗚呼、私には人に誇れるものなんてなにもないんだわああああ!(←アン・シャーリーっぽく読んでいただけると幸いです)
 
 冗談はさておき。
 浴用タオルを一枚、襦袢の下に忍ばせるだけとはいえ、世の中にはそれをいかに簡単且つ心地よくすると謳われた方法論に溢れていることか!ちょっとネットで検索しただけでも、医療用テープで止めたり安全ピンを使ったり、果ては補正専用に形を作って縫ったりと様々です。
 ほんとにびっくり。が、それだけ補正がお着物の着付けにおいて、ほぼほぼ永遠の課題になっているということなのだなと思います。
 
 私はというと、幅の広い紐でタオルを固定する方法を選びました。分厚く折り畳んだタオルでモコモコになるまで徹底した補正は必要ないのと、かぶれなどが起きない安全性を考慮しての事です。
 伊達締めを使おうというアイデアは最初からあったのですが、絹や化繊の既製品は補正用ではないので使い勝手がよろしくない。長すぎて、紐の端を着付けの時のように処理するともごもごしていらない『補正』がついちゃう。
 
 そういうわけで、汗をよく吸ってくれてじゃぶじゃぶ洗える木綿の手拭いを使って、いい頃加減の長さの伊達締め(もどき?)を自作する事にしました。
 例によって手探りなのでうまくいくかはわかりませんが……お楽しみ♪

ON

怪談!怪談!怪談!

 物心つくかつかないかの頃から、オバケの話が大好きでした。まんが日本昔話はホンワカ系よりも津軽三味線がおどろおどろしく「べべ~ん!」と鳴って始まる系がお好み。水木しげる大先生の漫画全般からオバケのQ太郎に至るまで、オバケが出てくるならとりあえずチェックしとかないと気が済まないというチビッコで、当然のことながら周りのお子様・大人の皆様に嫌がられることこの上なかったですね。

 

 習い性というのでしょうか、今でもその『癖』は改まっておりません。変わったことと言えば、理解ある人々に恵まれて、毎日楽しいオバケの話ライフを誰にも遠慮せずに送れるようになったということでしょうか。

 あ、そういえば。狐狸妖怪の類の話しか受け付けなかった頃に比べると、少なからず見識が広がった分、頭が柔らかくなって「生きてる人間の怖さというのも、これまたなかなかオツですぞ……」なんて事を言うようにもなりましたねえ。

 

 というわけで。あいも変わらず、明けても暮れても、春夏秋冬、いつでもどこでも……怖い話、ウェルカム。

 

ホラーというジャンルは、それはそれは底も知れぬし地平も見えぬ

 猟奇犯罪ものは、ミステリやサスペンスだと思っていたのですが、中には取り扱い事件の内容如何によってホラーに分類されるものもあるようで……

 

ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 波瑠ちゃんのドラマが面白かったので、ちゃんと原作読もうと思って
 
三行感想
  • テレビよりもグログロ高め。私としてはウェルカム。とはいえ、こういう毛色の作品をホラー文庫に入れてしまって良いのかな?怖さが手緩い感じ??時流なのだ!と言われたら……しょうがない。
  • 主人公のキャラクタが素直で良い子だったので、これまたウェルカム。
  • テレビだけで満足しないで、読んで良かった!続きに期待高まる
 
今後にどう繋げる?
 もちろん、続編を読みます
 
 
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半幅帯にもサイズ表記が欲しい

風邪から復帰。再び

 ほんとにいいかげんにしろよ!というレベルで、喉は痛いわ熱は出るわ。インフルエンザではなかったんですけど。乾燥がひどくて、しんどいばかりなのですよね。

 別の土地では大雪で大変というお話ですのに、我が家地方は一滴の雨すらご無沙汰でカラッカラ。そりゃあ風邪だのインフルエンザだのが流行ろうというものです。とほほ。

 

 結局、ほぼほぼ一週間ほど寝込みましたが、なんとか復活です。

 

体力と相談しつつ、お着物を着ます

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この日の一式

 

 お誂え会で一目惚れしたサイコロ柄の半幅帯、ポップで使いやすく出番が多いのですが、いまひとつスタイル良く巻きこなせなくて困っていたのです。ここ数年で「低身長・デブ・首が短い」の三重苦をなんとかカバーしようと知識をつけてきましたから、この半幅をなんとかしてもうちょい素敵に使いたいなあと知恵を絞りました。でも、ダメ。なんなのもう??

 

 で、この日。まさかなあ……と、そんなはずないでしょ?でもなあ……と、半信半疑でこの半幅帯の『幅』を測ってみたんですね。そしたら17cmジャスト。17cmジャスト!(あんまり腹が立ったんで二回書いてみました)前帯の幅ってだいたい身長の一割がきれいって言われてますよねえ♪って呉服屋さん自身が言ってたじゃん、これって身長170cm前後の人向けのオーダーじゃないの?お誂えの意味、無い。

 

 私、身長が140cm台なんですね。プレタはお直ししてからの購入が当たり前だし、お誂えだって細かな採寸が欠かせない「ちょっとめんどくさいお客」なのです。顔なじみになるまで通って通って、だいたいのことはわかってもらってると思ってたのに、お誂えの半幅帯を17cmに仕立てられちゃってたyo!てか、17cmもあったらそれはもう『半幅』じゃなくない?てか、身長の高い人は帯を巻くときにちょっとずつずらして幅を出す、背が高くなきゃできない格好いい巻きこなしテクを存分に使えばいいじゃん!……もうもう、こんな初歩的な仕様の齟齬のせいでずっと悩まされていたことが悔しいやら情けないやらで、関係各所あらゆる方面に呪詛の言葉をまき散らしてしまいました。申し訳ございません。

 

 結局、この半幅帯は「下辺を約3cm折り込みながら巻いていく」というルールをつけて使い続けることにしました。これしきのことで手放すとか、悔しいったらないもの。

 で。コレを機に、私はいろんなところで(主に呉服屋さんで)チクチクと意見を呈していくことに決めました。裄・袖丈・着丈などなど長着の寸法だけでなく帯の寸法もちゃんと表記して欲しい!と。帯の長さについては、アンティーク帯の短さが問題になったこともあって、リサイクル店で表記してるところもあるようですが、幅に関してはほぼ無表記なのではないでしょうか。可愛くだろうが粋だろうが、帯幅って素敵に見えるかどうかの重要ポイントですよ?

 写真では、帯揚げ・帯締め無しで結んでるので、4cm弱と多めに折り込んでいます。チャンピオンベルトみたいにならず、見た目の重心位置がバランス良くなって、だいぶスタイル良く見えるようになりました。痩せろ!とか服はお直し分金をかけろ!とか、ほんとに今の世の中は厳しいですね、知恵と勇気で誇り高く泳いでいかねば……