あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

手縫いの時間は優しい気持ち

今日は「きものの下」……腰紐のお話です

 
 
 腰紐は何本あっても嬉しいのですが、帯結びの特訓をするときには特に「もっと!もっと補充してくれ!」との心の声が強くなります。
 
 お友達に教えることも始まったので、腰紐需要はさらに上がり、使ってない手拭いをチクチク縫って作ることにしました。
 ミシンでビャーっとやっつければ良いじゃんとも思うけど、なんとなく和装小物は手で縫いたくなるんです。
 たかが紐、されど紐。優しい気持ちで、ふふふと笑いながら。着付けて、出掛けてるところを想像しながら。
 

少し太めの紐にしました

 
 完成したのがこちら↑
 
 少し幅が広めです。伊達締めと市販の腰紐の、中間くらいの太さ。ぎゅうぎゅう締め付けずとも抑えはしっかり……を目指しました。
 一本で良かったんだけど、手拭いを使いきったら二本作る事が出来ました。ラッキー♪
 
 
 

 
 ついでに、長襦袢の綻びもチクチク。
 こればっかりはミシンでというわけにはいきません。一針ずつ、丁寧に、しばらくは破けないでねとお願いするように。
 
 紐と同じく、長襦袢も消耗品だなあと思ってるのですが、気に入ってるものは少しでも長くお付き合いしたいのです。
 こういう手間は惜しみたくないなあ、手間をかける気持ちの余裕や優しさは忘れたくないなあと……。

読書メモ『半落ち』

怖いお話の、供給が高まる季節になりました

 一年中「怖い話、ねぇが~」とやってる私にとって、待ちに待った季節というか。声高に「なんで今時期だけ?秋も冬も春もやっちゃってよ、もう!」とお友達相手にこぼす愚痴の、旬の季節というか。

 とにもかくにも、嗚呼、良いですよね怖い話。怪談=実話怪談という風潮に疑問符いっぱいの私は、今年はもっぱら落語や講談で楽しんでおります。怪談噺。スバラシイ。

 

 書店に行くと、これまた季節ということで、新作怪談が続々と平積みされていますね。顔もお財布の紐も、ついついゆるんじゃう……危険です。

 

とはいえ、怪談とかオバケの話ばっかり読んでるんじゃないのです

 書き物するときの、ほぼほぼ作業着と化している浴衣の袂に、ちょっと薄手の文庫本なんかを入れて、息抜きに読んだりするのです。けっこう、ハートフルなやつとか。ちょっとだけ頭を使うミステリとか。

 あー、学園ものは避けてるかも。夏に暑苦しい青春謳歌は胃腸に負担が大きい気がします。惚れた腫れたも無理だ。

 

 で、こんなの読み終えておりました。

 

半落ち (講談社文庫)

半落ち (講談社文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 読んだつもりになっていたけど、まだ読んでなかった?……あれ、あれ?
 わからないのであれば、読んだ方が早い。
 
三行感想
  • 私の横山秀夫作品に対するイメージとは、ベクトルが30度ほどずれているような印象。なんというか、ハートフル。
  • 方向性は違っても、やはりテイストは健在で。甘ったるさも過度な熱血も無駄なバイオレンスも一切無し。横山作品は、これだから安心して読めるなあ、と。
  • 誰一人としてカッコいいオジサンは出て来ないけれど、物語全体を俯瞰すると一部を除いてそれぞれ個性が光っていて憎めない。こういう人物描写って、ほんとに凄い
 
今後にどう繋げる?
 怖い本の合間にこういうのを差し挟むのは良いです。定期的に、程よい雰囲気のを入れていこう。
 
 
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不本意抱っこ

思い通りにいかないもんだなあ……で、一月過ぎてしまうとか

 なにが思い通りにいかないのかというと、体調のお話。

 

 「ある程度の年齢になると、ある日ある時いろんなところがガタガタッとくるよ!」と何度か脅かされていたので、それなりの準備はしていたのですが、まあまあ予想通りに行かないところがこの世の理というかなんというか。

 

 ここのところは小康状態?慣れてきた?よくわかりませんが、なんとなく気持ちと体が折り合いをつけることができている気がします。

 ここの更新も、ぼちぼち頻度を上げていけると良いなあ。

 

猫にも思い通りに行かないことがあるようです。。。

 

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 かまってー!かまってー!とアピールしたら、何故か抱っこされた。
 
 抱っこじゃないのに。鬼ごっこしたかったのに。なぜ、抱っこなのか。でも、抱っこも悪くなってないかも。不本意ですけど。
 
 年齢を重ねて悪知恵が働くようになって「人間を思い通りに動かすのが上手になってきたなあ」と本ニャンは思っている節があるようですが、そうはいきませんよ←意地悪カアサン。