あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

鏡を見ないで着付けてみよう

ただただ楽しい!から、もう一歩踏み込むために

 きものに袖を通すとそれだけでウキウキしてしまう、というのは今でも変わりはないのですが、ここ最近はそこからもう一歩先に進んでみたいなという欲が出てきました。

 

 お洒落に小粋に……というのはもちろんなのですが、現代の気候に合わせた調整の仕方とか、お洋服に比べると少し不便なところを解消する小さな知恵とか、ちょっとした「生活の知恵」みたいなものを盛りこんで着付けられたら良いなあ、と。

 

 帯結びもそうなのですが、こういうプチ研究の積み重ねが新しい「お楽しみ」になってきています。

 

朝の忙しい時間に対応したい!

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 着付けが一通りできるようになって、お友達と着付けの練習会をするようなって、そろそろ『お洋服よりもきものを着る日の方が多い人になりましょう』という目標をクリアしてみようかなと思い立ちました。
 それにはまず、朝の忙しい時間にパパパッと着付けられるようになりたい!ちょっとコンビニ行ってくるわー……のノリで普段着を着られるようになったらいいのだ!
 というわけで、研究開始です。
 
 まず、お洋服のようにきものを着るってどういうことだろ?と考えてみましたら、意外と答えは明確にパッと出て来まして。
 お洋服着る時って、いちいち鏡を見ないんですよね。鏡に向き合うのは、着替え終わって「変なとこないかなあ」と確認するときくらい?
 
 鏡を見ないで着付けてみる、私にしてはエッジの効いたテーマです。やる気も湧きます、さっそく練習!!------襦袢を羽織って、衣紋の抜きはこれくらい?おはしょり整えつつ、衿を合せて------ハイ、できあがり♪だいたい20分ほどでした。意外と、そこそこできてしまってびっくり。半衿の出し具合とか衿元の合わせとか、けっこう手が覚えてるもんです。もうちょっと混乱するとか時間がかかるとかすると思ったんですけど。
 
 写真は鏡を見ずに着替えた直後です。まあまあな感じ?仕上げに鏡で確認したときにおはしょりが行方不明になってる(帯の下で折り畳まれてた!)アクシデントはあったけど、経験値をあげていけばクリアできる問題だと思います。
 
 この課題の目標は半幅帯で10分以内!がんばるぞー。

4月の帯結び研究

きものメモを溜めてしまっています

 練習。集中特訓。だけではなく、ちょいとそこまでお出かけ……着ると写真を撮って、メモをしてるんです。きもの。

 

 本を読んだときのメモを書くのに忙しく、そっちをまとめるのにかまけていたら、きものメモが溜まってきてしまって。

 

 ぼちぼちとまとめて行きます。。。

 

四月は練習の日々でした

 歳を重ねる度に半幅帯が下手になってきている気がしていましたので、ここらで一念発起。半幅結びの研究を始めました。

 とっかかりの課題は、基本の基本とも言うべき『文庫結び』にしました。

 

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 使用したのは、リバーシブル正絹の半幅帯。
 現代ものなので、長めに作られています。幅が17cm超なので、下側を折り返しながら巻く技が必要。
 
 定説通りの二巻きで止めると、長いタレをもぞもぞしてる間に胴回りが緩んできてしまう事がわかりました。あと、タレが重いと後ろに回した時から結び目が重さに耐えきれずに崩壊しました。当たり前と言えば、当たり前なんですけどね。
 
 長持ちする半幅帯結びのポイントは、装飾部分の軽量化かも……という事で、胴に三回巻くことにしたら、これが大当たり。
 必然的に分量の少なくなったタレを定説通りの肩幅同寸で作ると、なんだかバカボンっぽい……(ただでさえ低身長の珍竹林なのに・泣)。そこで、あえて羽は長めにしてダラリな雰囲気にしたらバランスが良くなりました。試してみないと解らなかった、意外な結論!

時間に正確

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 我が家では、ごはんを人と同じように三回に分けてあげています。以前は一日一回、一日分をまとめてあげていたのですが、食いしん坊すぎて、一気に食べては「足りなーい!」とアピールするので早々に作戦を変更しました。
 
 今ではすっかり『ごはんの時間』を覚えてしまい、その腹時計は人間が頼り切っている機械仕掛け時計よりも正確です。
 こちらが忙しさにかまけてついウッカリ……なんていうときも「なんか忘れてるよ」「はーやーくー!」「口を動かさずに手を動かす!」と、厳しい指導が入ります。コレがホントに厳しくてねえ。
 
 まあ、仕方がない。毎度のことだけど、相手は猫なので。猫は人間よりも偉い(ということになっているらしい)ので。
 今日もまた、猫のご機嫌を損ねぬように、美味しいカリカリをお出しするのです。