読書のいざない
一日を通じて、暇な時間を見つけてはちょこちょこと本を読んでいます。お勉強向けの本は時間を計って「今日のノルマはこのページからこのページまで」ときっちり読みますが、好きで読んでる本は隙間時間にちょこちょこ。
たった3分、されど3分。気分転換と称して掃除の手を休めて読むときの、あの背徳感といったら!なぜあんなに楽しく、ワクワクしてしまうのか。
よい子には決してオススメしません。オススメしませんが……ふっふっふ。
寸暇を惜しんで読みたい本には、それなりの訳がある
続きが気になる。これに尽きます。
文章が上手いだけでなく、応援せざるをえない魅力的な登場人物がいたり、できることなら行間から手を突っ込んで手助けしたくなる事件だったり、引き込まれる要素は沢山あります。
が。「とりあえず今は一休みしよう」と言わせない吸引力がある小説というのは、そうそう転がってるものでは無いのではないでしょうか。
読もうと思ったきっかけ
十二国記。読まねば。
三行感想
- この短編集、主だった登場人物がほぼほぼ一般市民で固められてるので、名もなき人々の紡ぐ歴史模様が大好きな私のツボをぐぐっと圧してくる。力強い。
- 青条の蘭、イチオシ。読み終わって、嗚呼あの国の話だったかあ……と一息ついた途端に大粒の涙がボロボロボロっ!
- 素晴らしすぎて打ちのめされた。小野先生の真似をする必要はないのだけど、真似られるものなら真似たい。嫉妬しちゃうなあ。
今後にどう繋げる?
図南の翼を読む予定なのだけど……この短編集のあとにあの王道を受け付けるだろうか自分??
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