とても地味なことなのですが、お着物関連でちょっぴりうれしいことがあったのでメモ。
着付けの時に使う腰紐。着易さをを追求して本数を減らしたり、新しい帯結びを覚えて手順をブラッシュアップするために腰紐を使うことにしたり、着付けスタート時には考えもつかなかったくらい奥の深いアイテムです。
腰紐を使いやすく、また気持ち良く使うには、それなりのメンテナンスが重要になってきます。メンテナンスのポイントはたった一つ。シワをとって平らかにしておくことです。
シワシワのままだと体にくい込んで苦しくなる原因になります。でも、いちいちアイロンをかけなくてOK。一晩陰干しして水分を飛ばしたら、写真みたいに五角形にたたんでおけば良いのです。シワを伸ばしつつ五角形にたたんでおけば、次に使うときには平らかな腰紐になっています。
しかしながら私はこの「五角形にたたむ」のがどうにも苦手でした。ぶきっちょなので!
五角形を目指していたはずが台形になったり、八角形になったり。ちっともお手本通りにならないのです。手順の通りにやってるのにー、と半べそです。
なんども手順を見直して、それでも失敗する人のための救済策をネットで調べたりして、ようやくそらでたためるようになりました。一発で五角形にたためたときの気持ちよさ!作業が早いとその分の後片付け時間も短縮されるので、本当にうれしいです。
きれいにたたんだ腰紐は収納力もアップしますから、お道具入れの整理整頓も捗ると思います。