あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

丕緒の鳥

読書のいざない

 一日を通じて、暇な時間を見つけてはちょこちょこと本を読んでいます。お勉強向けの本は時間を計って「今日のノルマはこのページからこのページまで」ときっちり読みますが、好きで読んでる本は隙間時間にちょこちょこ。

 

 たった3分、されど3分。気分転換と称して掃除の手を休めて読むときの、あの背徳感といったら!なぜあんなに楽しく、ワクワクしてしまうのか。

 よい子には決してオススメしません。オススメしませんが……ふっふっふ。

 

寸暇を惜しんで読みたい本には、それなりの訳がある

 続きが気になる。これに尽きます。

 文章が上手いだけでなく、応援せざるをえない魅力的な登場人物がいたり、できることなら行間から手を突っ込んで手助けしたくなる事件だったり、引き込まれる要素は沢山あります。

 が。「とりあえず今は一休みしよう」と言わせない吸引力がある小説というのは、そうそう転がってるものでは無いのではないでしょうか。

 

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 十二国記。読まねば。
 
三行感想
  • この短編集、主だった登場人物がほぼほぼ一般市民で固められてるので、名もなき人々の紡ぐ歴史模様が大好きな私のツボをぐぐっと圧してくる。力強い。
  • 青条の蘭、イチオシ。読み終わって、嗚呼あの国の話だったかあ……と一息ついた途端に大粒の涙がボロボロボロっ!
  • 素晴らしすぎて打ちのめされた。小野先生の真似をする必要はないのだけど、真似られるものなら真似たい。嫉妬しちゃうなあ。
 
今後にどう繋げる?
 図南の翼を読む予定なのだけど……この短編集のあとにあの王道を受け付けるだろうか自分??
 
 
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ごぶさた、ワイン!

ここ最近は、クラフトビール

 友人と飲みに行くときはビールか日本酒、家族で外飲みするときはハイボール。これが、ここのところの定番です。
 飲むスタイルがすっかり落ち着いてしまってるので、一杯をじっくり腰を据えて飲みます。
 

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 おともはガツンと肉だったりしますが、それでも楽しくのんびりやりたい。
 質より量の季節は、遠くになりにけり……
 
 

ワインという選択肢

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 ビールも日本酒も腰を据えて。というスタイルが日常になってから、すっかりワインにごぶさたしてしまったのですけれど、久しぶりにワインをメインでいただく機会に恵まれました。
 
 しかも。ワインと言えば赤と反射的に選んでしまう私が迷わず白をオーダーしてしまう、海鮮料理の数々とともに。
 写真は『白子とキノコのアヒージョ』と『しらすのガーリックトースト添え』です。図らずもテーブル上が白食材でコーディネートされてます。
 
 少しずつ香りを楽しんで、料理と一緒に味わいの変化を心行くまで。ワインという選択肢の素晴らしさをあらためて確認するとともに、選択の幅を狭めていた最近の自分を反省しました。
 特に白ワイン。チーズたっぷりのピザや、エスニックな料理と合わせても良いのです。楽しみの可能性をもっと拡げたいなあ。