きものがたり
猫のごきげんが、大変よろしい
体調が戻り、リズミカルな生活が送れるようになると、まず変化が現われたのは私ではなく猫でした。
ものすごく穏やかになったっていうか、人を呼びつけたりする偉そうぶりは相変わらずなんですが、そういうときの声がなんか優しい。
表面からはわからないけれど、ちゃんと心配してくれてたのかな。
猫との暮らしも、ドタバタの中に時たまほっこりが挿入されるのです。おかげで、オカアサンは安心して本が読めるしお着物も着られます。
願わくは、穏やかな顔をして畳みかけのお着物の上でくつろぐのは止めて欲しいなあ。猫の毛を取るのって、けっこうな手間なんだよ。
そんな私が憧れるけど、当分手が届きそうにないお着物生活の本
たぶん、猫が我が家の王様として君臨している間は、こんなに優美な支度に囲まれるなんてことは無いと思うなあ。
特に帯ね。普段使いの帯でさえ豪華なんだもの。猫を抱っこして毛まみれになるのを前提に選ぶうちは、木綿の普段使いが関の山……。
読もうと思ったきっかけ
三行感想
- エレガントな宮尾登美子先生コレクションの数々。オールカラーで、眼福です。
- 宮尾先生の軽妙な筆でコレクションに纏わるエピソードが綴られてるのに、編集ががっかり。文章をぶったぎるように写真ページを挿入するルールってなに??
- 読んだ後に自分の箪笥の中身に思いを馳せると恥ずかしくなってくるけど、私は私であり宮尾先生は宮尾先生なのだ。生きてきた時代も考えかたも違うのは当たり前、私の道は私だけが歩けるのだから自分のお着物を存分に楽しもう。
今後にどう繋げる?
ワームウッドの幻獣
アクシデントに弱いのです
いわゆる『連絡のミス』というヤツに巻き込まれました。こちらのやることリストを横においといて、すっかり振り回されました。せめて「すみませんでした」って言って欲しかったなあ。ほんとに散々な一日でした。
すっかりペースが乱されたので、できることだけを精一杯やるという姿勢で乗り切りました。臨機応変ていうのが苦手なのですが、やりましたよ。できる限りね。
トラブル解決専門の人ってホントにすごいなと思うんですが
私には向いてないなあと、心底思うのです。いつでも間違いなくスッキリ解決しないといけない、その場その場で一番良い方法を選択しないといけない。
まさに私が苦手とするところをやらねばならないわけです。私は計画をしっかり立てて、腰を据えてじっくりやりたい。どうしても避けて通れなければ、立ち向かいますけども……。
ワームウッドの幻獣 (クラッシャージョウ9) (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 高千穂遙,安彦良和
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/09/30
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 15回
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読もうと思ったきっかけ
三行感想
- 書店のペーパーカバーが掛かってたのをそのまま、予備知識なしで読みはじめて少し失敗。クラッシャージョウシリーズと知ってたら、それなりのリラックス状態を調えたのに。
- 作家の『持ち味』が合う・合わないは人それぞれだけど、時と共にその相性にも多少の変化はあるのだなと体感。だんだんしんどくなってきた。
- ジョウたちよりもだいぶ歳をとったというだけではないような、なんとも言えないモヤモヤが残った。てか、こんな『妙に大人ぶってた』っけ?このシリーズ?