袷!単衣!どっちを着たらいいの……
気温の上がり方が早い!速い!な現代の陽気事情に合わせて衣替えはしましたけれど、まだ肌寒さが気になる日があるので、全ての袷のきものを片付けるのは少々勇気が要ります。
知恵と勇気で乗り切る
5月8日
ポリ単衣、うそつき衿、半幅帯、とんぼ玉付帯締め。
水分をキャッチするとそこからヒンヤリするハイテク生地の単衣。年齢的にどうなのよ?と柄行との相談を始めた方が良いかしらと考えたのも束の間、半衿でワンクッション置けばまだまだイケます。童顔に拵えてくれた両親に感謝を!

5月9日
一反木綿柄の手ぬぐいを元気が出るように差してみました。
大島紬の袷は薄くて軽くて、着付けも手早くできるので、おこもりきものには重宝してます。革ベルトは三部紐に見えるほどの細さですが、革自体の存在感とアジャスター金具の主張が既にアクセサリーとしてお仕事をしているので、帯揚げや帯留めは無し。
季節の変わり目の、ちょっと肌寒いかな?という時は、ミンサー織の半幅が大活躍。お腹周りから適度に暖かく、通気性も良いので長時間快適に過ごせるので。
今年は世界中がひきこもって活気がないからかしら、連休時期でも袷が着られる気温だなんてねえ……昨年あたりはもう袷なんて着てられないと言ってたような?
5月11日
浴衣、半幅帯。
胴抜きの紬を用意してたのを、綿コーマの浴衣に変更。
紫陽花柄でこれからやってくる梅雨に思いを馳せました……と書くとちょっとカッコイイでしょ。
本当は、湿度が急に高くなってしまったもんだから、半衿も襦袢も身につける気力がそがれてしまったからです。
この浴衣と半幅帯は一緒に買い求めたもの。何十年も前に、私が初めてお迎えした和装の一式がコチラでした。まだこうやって楽しんでいるのって、ちょっと驚きますね。
5月12日
胴抜きの紬、半幅帯、うそつき衿。
半衿に伊右衛門茶のオマケでついてたミニ手拭いを。雨傘柄なので、これもまた梅雨待ち仕様です。
使い勝手が良すぎて出番多めのミンサー織半幅帯をカルタ結びにして、お洒落小物類は一切無し。
5月13日
遠州木綿、半幅帯、洋服用の革ベルトを帯締めに、ガーゼショールを帯揚げ、うそつき衿。
5月8日の半幅帯の裏側を使いました。ゴールドのドットですが、あんまりギラギラじゃないので木綿との相性良し。革ベルトは5月9日のベルトの色違いです。
半衿は半幅と繋がる水玉柄手拭いにしました。Suicaペンギンが水玉の中に居ます。
これだけだとちょっと間延びしてる感じがしたので、手拭いから色を取って帯揚げを追加。帯揚げ役のショールは何時だかにUNIQLOで買い求めたもの。