はい、ホラーや重たい話ばかりです
今日は予定を変更して、私が観た映画メモの中から「観て良かった」と思った映画を五本選んでみました。というお話。
イベントやライブが中止になって、お家に籠ることを余儀なくされた方々が多いとのこと。週末は、お家でDVDでも観ませんか?……怖い話の(ニヤリ)。
決して万人受けではございません。マーケティングでもございません。
ただただ、私が書きたいだけ。
「また怖い話か!怖いのは嫌いだっつってんだろボケ!」という方はブラウザバック推奨でお願いいたします。
それ以外でちょっと興味あるなぁ、という方はどうぞゆるりとお付き合いくださいませ。
まったく意図してなかったのですが
五本の映画のタイトルを並べてみたら、見事に全て女性がストーリーのど真ん中を占めるものばかりでした。
私の趣味がそういう映画を選ばせたというよりも、普段私が考えている『怖いと思う話の条件』に通じているかもしれません。詳しいことは割愛しますが、誰しもが持つ女性性と怖いという感情の要因て親和性が高いのかなあと……まあ、そんなことはさておき。
映画の御紹介、始めます。
ジェーン・ドゥの解剖
物語開始直後から、勘の良い方は「あ、モチーフはあの話ね」とピンと来ると思います。たぶん、正解です。私もまさかの正解でびっくりしました。
わかってしまったからといって、その後退屈だったかというと、全くそんなことは無く(だから、観て良かったわーと思ったわけで)。けっこう細かいところにこだわりの設定が置かれていて「ああ!うんうん、そっか!」とニヤニヤし通し。
怖かったかと問われると、私は上記の通りで怖くはなかったです。
残穢~住んではいけない部屋~
私がうだうだとお喋りする必要もない、言わずと知れた「嫌(イヤ)映画」です。
一言で表すと『事故物件の話』でしょうか?
原作小説も面白いので、どうぞ。小野不由美さんの御本ですよ。
デンデラ
姥捨て山に置き去りにされたお年寄りたちは、その後どうなってしまったのでしょうか?――その疑問の答えの一つがここにあります。
怖がらせ担当のオバケは出てきません。その代わり、人間社会が、大自然が怖いです。社会と上手く折り合って生きていくって、どういう事なんでしょう?大自然と共に生きるって素敵なことばかりですか?女性とは?年長者とは?
答えはご自分で見つけてみてください。ちなみに、私は未だ見つかってません。
ブルー・マインド
怖い、というよりも痛い映画でした。身体的にも、精神的にも、とにかく痛い。
あっちゃこっちゃにメタファーが仕込まれ、未成年者が主人公であることもあって、画面のショッキングさが激高値。大真面目に人にオススメしたくない映画なのですが、観たあとに考えることも多く鑑賞経験自体は素晴らしいと思ったので選びました。
たぶん10年前に観てたら、2か月はトラウマに苛まれて泣いてたと思う……。
赤ずきん
有名童話『赤ずきん』を解体して、ちびっ子にはちょっと見せられないなあ……という方向性で再構築しました、みたいな感じ。
なので、ホラー的な怖さという点では、あまりショッキングではなかったです(当社比)。ただ、デンデラのように、社会性に乏しいと言われ続けてン十年の私にとっては「なんでこんな映画のワンシーンでココまで考え込んでいるんだ」とイライラしてしまうほど、観ている間も観終わってからも考えさせられることがあった……というわけで選びました。
赤ずきんさんはとてもキュートでした。特筆しておきます。
というわけで
本日はここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。