捨てるばかりが『大掃除』なのか?
今年「も」よく飲んだ。
主にビールを。日本酒は割合が増えたかも。
ワインはほとんど変わらず……減ったかもしれないかな。
私の酒量はさておき、最近はデザインに拘る銘柄がぐんと増えた気がする。
我が家にも棄てるに棄てられない、素敵なビール瓶が増えに増えた。
ラベルが剥がせるものは剥がしてスクラップ帳に貼り付けたら、あとは心晴れ晴れと廃品回収に出すけれど、そうもいかないものもある。
泣く泣く棄てる?とりあえず眺めて、お別れ会やってから……やっぱり棄てるのやめる?
年末だからこそ考えてみた。
見て!オブジェとしても素晴らしい、この可愛らしい瓶たち!
始めに断っておくと、ミニマリストや断捨離ファンの方々に喧嘩を吹っ掛けようという気はさらさらない。
人は行きたい道を行けばいいし、どの道を行こうとその人自身が心から楽しみ幸せを噛み締めているのであれば、他人がとやかく口を挟むのは野暮というものだ……ただし、法律が許す範囲内で。
私も幾度かチャレンジしたけれど、何でもかんでもスパスパと棄ててシアワセスッキリーになれなかったのだ。
つまり、体質に合わないというか、性格上の不一致というか、私には好きなものに周囲をぐるりと囲まれて生活臭丸出しな住空間が最も居心地が良いことに気付いちゃったのだ……ただし、最低限のお片付けと掃除はしておくに越したこたぁない。
本を積み上げるのもそうだし、この可愛らしい瓶たちを飾るのもその一環。眺めて、美味しかったなあと思い出に浸り、にやにやしてる時間がシアワセなのだ。
なんなら、一輪挿しにしたり、ブックエンドにだってしてしまうのはどうだろう?ただ眺めるよりも、一生懸命第二の職場(?)で働いているところを応援するのも楽しいもの。
ビール瓶のほかにも、頂き物のお菓子の包装紙をブックカバーにしたり、気に入って買った化粧品の箱の一部を栞に加工したりして、もう少し一緒の時間を過ごすということも覚えた。なので、今年は最後の可燃ごみの日に大量のゴミ袋を出さずに済みそうだ。
お気に入りのものに囲まれて暮らすと言っても、興味の薄れたものをサクサク処分して少数精鋭を揃えるだけではないのだなと、大掃除を通して今更ながらに学んだ気がする。
それにしても。
加工先がほとんど書物周りというのが、自分でもツッコミのしようが……。
というわけで
本日……ではなく、2019年の記事はここまで。
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皆様お体お気をつけて、よいお年をお迎えください。