あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

華胥の幽夢

 ご無沙汰している間に、年が明け

 あれよあれよという間に1月が終わろうとしております。毎日寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?

 

 長期滞在型寒波という、冬将軍や寒気団よりも強いボスキャラのようなものがやって来て連日氷点下を記録しています。そりゃあ体調もおかしくなります。

 

 我が家は流行中のインフルエンザの侵入をなんとか防いでおりますが、熱燗を引っかけても鍋をつついてもなかなか体が温まらないなどというのはザラでして、いつ風邪をひくかとビクビクしています。なるべく人混みをさけ、咳やクシャミの音が聞こえたらそっとマスクを装備して遠回り……等々対策は怠らずやっておりますが、それでも心配。

 

許される限り、お家に篭ってメモの整理

 不要不急の外出は避けるように。と、各所からお達しも出ているので、これ幸いに家に閉じこもる日々。読んだり書いたりは閉じこもっていても進められるので、ためにためたメモを整理しています。

 

 今年の抱負は……書き散らしたメモをそのまま溜めず、こまめに整理すること。ですね。例年とほぼ変わりないですが、これはもう致し方ないというか。

 

 というわけで、昨年のうちに読み終わっていた本のメモがこちら。

華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)

華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 十二国記短編集。本棚の整理をしてる途中、手に取ったら素通りは許されない気がして、思わず読んでしまう。
 
三行感想
  • 本編よりも容赦ない厳しさのお話が四篇。途中、優しい箸休め的な一篇。ご都合主義の甘々ファンタジーに食傷気味な身としては、このくらいがちょうど良い。
  • 解説を読んで、十二国記を説教臭いと思う向きの読者がいると知って、ふぅーんそういうもんかなあ……と妙に納得。説教臭いというと、私はすぐに『守り人シリーズ』を思い浮かべてしまうけどな。確かに、説教臭さを感じると読むのめんどくさくなるよね
  • いわゆる「主人公補正」をどの程度効かせるのか?その匙加減は完全に個人の趣向に左右されるんだなあ、と。書き手と読み手双方が揃って「良い塩梅!」と思えたときに、面白かった!また読もう……となるのだろうなあ。
 
今後にどう繋げる?
 十二国記を楽しみすぎて、本棚の整理が止まってしまった。
 自制心を持って、片付けを進めましょう。積んである本を優先して読みましょう。
 
 
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