気持ちはわかる
猫との距離が縮まると、冬が本気出してきたなあと思う。
正直、嬉しい。
夏の間は、ちょっと目が合うだけで「こっち来んな!抱っこダメだからな!」という、気持ちを目の表情、態度、爪シャキーン、ウーシャー、等々バラエティー豊かに伝えられ、かなり邪険にされるので。
しかし、この圧はどうかと
ちょっとだけ仮眠をとりたい。
ほんの十五分だけ。
スッキリした頭でもうひと働きしますから。
そんな気持ちで、すがるように掛け布団を肩まで引っ張り、うとうとし出した時……脇腹にドサリと腰を下ろすもの在り。
重低音ゴロゴロが、人のイビキ並みに眠りを邪魔してくる。
目を開けると「一緒にお布団で温まりたい」感をびしびしとアピールする猫がいた。
近すぎだし、重いし、仕返しに写真撮ってもゴロゴロ言いっぱなしで退く気ゼロだし。
何度でも言うけれど
猫との暮らしに憧れてる、猫未経験のみなさま。
猫とはこちらの都合など関係ない生き物なので、距離感も彼らの都合が最優先。
猫が寄り添いたい時にだけ寄り添わせていただき、抱っこイヤ!なアピールをされたときは撫でるのも我慢して遠くから見守らせていただけるだけ有難いと思えなければ、猫との共存は叶わない。
それでもいい!と、覚悟が出来ているのならば……猫の下僕界へようこそ(ニヤリ
というわけで
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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