たま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などなど「覚えておきたい出来事」を写真とともに(無いときもあるけど)メモ。丁寧にくらしてはいないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。小さく楽しいメモでいっぱいにしたい。

鬼談

お勉強向きの本を読むばかりで

 お楽しみ系の本を読む時間があまり取れていません。お勉強が早く終わると、書き物をしたり縫い物をしたりしてしまうので、結局読書は後回し。
 よし読むぞ!と気合い一杯で読み始めると、寝落ちてしまったり。とか、とか、とか。
 この悪循環をなんとか打破したいものです。
 
 そんな中、一つ整理し忘れていた読書メモを見つけました。

 

これを美しいと感じるときは……

 怖い話大好きな私ですけれども、一応ある種の「基準」があります。怖いけれども美しいなあと思って良い話、これは駄目!怖すぎるから取扱注意だという話、ただただ薄気味悪いし気持ち悪いしよっぽどの事じゃない限り二度と近づかない話、等々。

 難しいのは時と場合で線引きが変わる話です。いわば境界線を漂う、霞のようなお話。そういう話を美しいと感じるときは、どうしようもない嫉妬に駆られます。ただ美しい、ただただ怖くて気持ち悪、な話とはわけが違う。もしかしたら本当の幽霊に一番近いものが文字にとらわれているのかもしれません……などと考えてしまうのです。

鬼談 (角川文庫)

鬼談 (角川文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 京極先生の短編集。凶器のような体裁ではなく、一緒にお出かけできるなんて……買って読まねば。
 
三点感想
  • 泉鏡花ばりの『美しい恐怖』から真っ暗闇を歩かされるが如くな『得体の知れぬ恐怖』まで、引き出しの多さは流石としか言えません。
  • どれも巧くて気持ち悪いのだけど、私には些かお行儀が良すぎるように思えた。もっと傍若無人に怖がらせてくれてもいいのになあ、と。京極先生、紳士すぎる。
  • 怪談を研究する視点から見ると、得るところは大いにあり刺激的だった。こういう形もアリだなあ!だったり、この枠組みに囚われずとも良いんじゃないの?だったり。古典と新生の端境期に居合わせるゾクゾク感はたまらないな。
 
今後にどう繋げる?
 受け取った刺激をどこで展開させるか?早急にノートを開いて書き付けよう。
 
 
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