あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

手縫いの時間は優しい気持ち

今日は「きものの下」……腰紐のお話です

 
 
 腰紐は何本あっても嬉しいのですが、帯結びの特訓をするときには特に「もっと!もっと補充してくれ!」との心の声が強くなります。
 
 お友達に教えることも始まったので、腰紐需要はさらに上がり、使ってない手拭いをチクチク縫って作ることにしました。
 ミシンでビャーっとやっつければ良いじゃんとも思うけど、なんとなく和装小物は手で縫いたくなるんです。
 たかが紐、されど紐。優しい気持ちで、ふふふと笑いながら。着付けて、出掛けてるところを想像しながら。
 

少し太めの紐にしました

 
 完成したのがこちら↑
 
 少し幅が広めです。伊達締めと市販の腰紐の、中間くらいの太さ。ぎゅうぎゅう締め付けずとも抑えはしっかり……を目指しました。
 一本で良かったんだけど、手拭いを使いきったら二本作る事が出来ました。ラッキー♪
 
 
 

 
 ついでに、長襦袢の綻びもチクチク。
 こればっかりはミシンでというわけにはいきません。一針ずつ、丁寧に、しばらくは破けないでねとお願いするように。
 
 紐と同じく、長襦袢も消耗品だなあと思ってるのですが、気に入ってるものは少しでも長くお付き合いしたいのです。
 こういう手間は惜しみたくないなあ、手間をかける気持ちの余裕や優しさは忘れたくないなあと……。