ただただ楽しい!から、もう一歩踏み込むために
きものに袖を通すとそれだけでウキウキしてしまう、というのは今でも変わりはないのですが、ここ最近はそこからもう一歩先に進んでみたいなという欲が出てきました。
お洒落に小粋に……というのはもちろんなのですが、現代の気候に合わせた調整の仕方とか、お洋服に比べると少し不便なところを解消する小さな知恵とか、ちょっとした「生活の知恵」みたいなものを盛りこんで着付けられたら良いなあ、と。
帯結びもそうなのですが、こういうプチ研究の積み重ねが新しい「お楽しみ」になってきています。
朝の忙しい時間に対応したい!
着付けが一通りできるようになって、お友達と着付けの練習会をするようなって、そろそろ『お洋服よりもきものを着る日の方が多い人になりましょう』という目標をクリアしてみようかなと思い立ちました。
それにはまず、朝の忙しい時間にパパパッと着付けられるようになりたい!ちょっとコンビニ行ってくるわー……のノリで普段着を着られるようになったらいいのだ!
というわけで、研究開始です。
まず、お洋服のようにきものを着るってどういうことだろ?と考えてみましたら、意外と答えは明確にパッと出て来まして。
お洋服着る時って、いちいち鏡を見ないんですよね。鏡に向き合うのは、着替え終わって「変なとこないかなあ」と確認するときくらい?
鏡を見ないで着付けてみる、私にしてはエッジの効いたテーマです。やる気も湧きます、さっそく練習!!------襦袢を羽織って、衣紋の抜きはこれくらい?おはしょり整えつつ、衿を合せて------ハイ、できあがり♪だいたい20分ほどでした。意外と、そこそこできてしまってびっくり。半衿の出し具合とか衿元の合わせとか、けっこう手が覚えてるもんです。もうちょっと混乱するとか時間がかかるとかすると思ったんですけど。
写真は鏡を見ずに着替えた直後です。まあまあな感じ?仕上げに鏡で確認したときにおはしょりが行方不明になってる(帯の下で折り畳まれてた!)アクシデントはあったけど、経験値をあげていけばクリアできる問題だと思います。
この課題の目標は半幅帯で10分以内!がんばるぞー。