齢八歳にして、御蒲団の心地よさを知る
久しぶりに我が家のにゃんこのお話など。
赤ちゃんの頃から、布製品が大嫌いな猫でした。猫ベッド?「だいっきらい!」寝床は固いのがお好みで、断熱効率の関係(?)からAm●zonのダンボール箱がお気に入り。
冬は寒かろうと、ダンボールの中にふかふかの毛布を敷いてあげたら「よけいなことをすんなー!」とばかりに、毛布を引っ張り出してやっつけた後ダンボール箱のそこを掘り掘りしてニオイのつけ直しをするという念の入れよう。
そんな彼が座布団の上で香箱座りを始めたときから『異変』は始まっていたのかもしれません。
呼んでも来ない猫代表みたいな顔をしていたのに、夜「みんなもう寝ちゃうわよー」と声をかけると、そろーっとやってきて掛け布団にこわごわ乗っかり、辺りを踏み踏み……香箱座りをしばらくやって、勝手にゴロゴロ言い始め、仕舞いにはお腹出して寝てる
人だけじゃありません、猫も変わります。なかなかなついてくれなくてとお悩みの猫と同居中の皆様、忍耐ですぞ!忍耐!
そんな最近の彼がこちら
お耳も肉球もホカホカを通り越す発熱具合です。寝るのも猫の立派な仕事なのだから、寝たらいいのに!
人間のちびっこは手が暖かいとオネムのサイン、と経験上なんとなく知ってましたが、猫にもその応用が効くとわかったのは猫と暮らしはじめてから。
寝るのをガマンしたり、寝ぐずりしたりするというのも驚きだけど、知れば知るほど猫って『小さなヒト』なんじゃないかと思えてくるので不思議。
もしかしたら、うちのボクだけの「個性」なのかもしれない……そんなことも多いです。が、個性豊かだからこそ「発見→かわいいぞコイツめ!」のコンボを大事に積み重ねていきたいなあ。