あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

小銭貯金のこと

 ちゃんと腰を据えて貯金を始める前から、小銭を貯金箱にいれることはなんとなく習慣になっていました。
 ゲーム感覚で取り組めるので、楽しそうだしプレッシャーも軽いし、専用の貯金箱がなくても空き瓶か何かあればすぐに始められそう……と、始めた頃は貯めた小銭の使い途を考えながらウキウキなのですが、やりはじめてからわかる面倒臭さがあり、途中で嫌になることも。
 今回は私の経験から気づいた『清く愉しく長続きする小銭貯金』について、メモをまとめました。
 
 

小銭をチャリン!して終わりにしない

 貯金箱はブラックボックスではありません。自分の手のひらの上にのる銀行や郵便局などのような「自分のお金を管理してくれてる場所」です。利子はつかないけれど、入れておけば煙のように消えてしまったということは防いでくれます。
 では、入れたあとは?箱を持ち上げたり振ったりして「だいぶ重くなったなあ、たくさん貯まったなあ」で満足?これが意外な落とし穴になります。重たくなってきたので開けてみて、集計したら思ったより金額が少なかったということがけっこうな割合であるのです。
 小銭って金属ですから、お札よりも重くて当たり前。とは言え、100円玉が10枚入った袋と10円玉が10枚入った袋、どちらが重いかは秤を使わないとちょっと難しいです。ちなみに前者は48グラム後者は45グラム、ですが金額は1000円と100円ですから大変な開きになります。
 小銭貯金て時間をかけてやるわりには効率的じゃないな……と、諦めてしまう前に一工夫。小銭をチャリン!したら「記帳」します。専用のノートを作る、家計簿の隅に専用コーナーを設ける、小銭貯金用のスマホアプリを利用する等々、方法は何でも良いのです。箱に入れた額を記録して、貯めた小銭の全額を見える化しましょう。
 たいしたことないですが、やってみると効果は大きいです。愉しさとやる気が格段に上がります。
 

貯金箱は一つ。硬貨の種類別に箱を変えない

 インスタントコーヒーの空き瓶を硬貨の種類の数だけ揃えてズラリと並べると、オシャレなスパイス棚みたい!と考えてた時代もありましたが、はっきり言って意味無かったです。瓶が邪魔なだけでした。
 預け入れ先がいくつあっても、小銭が出てくるお財布は一つなので、体感として貯まる速度が非常に遅いのです。50円玉はなかなかやってこなかったから、ぜんぜん貯まらなくてつまらなかったー!専用貯金箱を作るなら500円硬貨のみをお勧めします。金額が大きいのでスピード感がありますから、飽きが来ません。
 貯金箱は一つだけを用意して、1円玉から500円玉まで一括管理。シンプルな貯金方法ですから、ルールは少ない方が良いと思います。
 

こまめに本物の口座に預ける

 お気に入りの貯金箱に毎日コツコツ小銭を貯めて、その都度きちんと記録して。貯金箱の中身をしっかり把握していれば、だいたいの貯金ペースができてきます。
 1ヶ月ごとと期限を区切るのも良いですし、ある程度の纏まった金額になったら、銀行等の口座に預けましょう。預けることで一区切りがつくと達成感が得られますから、モチベーションが長続きします。それに、ほとんどゼロに近いとはいえ、本物の口座なら利子がつくことになっていますからね!
 期限ではなく、目標額を設定する場合は一つだけポイントがあります。それは、目標額をちょっと低めに設定すること。これも当たり前といえば当たり前ですが、10,000円を貯めるより3000円を貯める方が目標達成までの道のりは短いですよね。まだ貯まらない……と日々ため息をつくよりも小さな成功体験を確実に積み重ねていった方が長続きすると思います。
 
 
 
 
 私は月始めの積み立てと上記のルールに沿った小銭貯金を平行して実践しています。計画的な積み立てに比べて、小銭貯金は、チャリンとやるその都度刺激があって愉しいです。