今日は読んだ本のお話
普段は文庫本を好んで読んでいますが、これは書店でジャケ買いしてしまった単行本です
カバー絵を一目見て「漆原友紀さんだ!」と手に取りレジへ。レジへ向かう道すがら「あ、小野さんの本だった……ま、いいかお二人ともファンですー♪」とそのまま買ってしまいました。家の人には、それはファンとして当たり前の行動ですよと……理解があって助かります
不思議なこと奇怪なことが起こる場所には理由があります。それが例え、ついこの間まで人が暮らしていた家にも------みたいな短編集なのですが、とりたてて怖い話はなかったです。喩えがあっているかはわかりませんが、怖さレベルは学校の怪談くらいかなあ。私にとって学校の怪談はかなりのほんわかレベルです
不思議が不思議のまま終わってしまうお話もあり、ぽわーんとした読み心地のままで最後まで読み切ってしまいました
小野さんのお話なので徹底的に不気味で気持ち悪いのを期待していたのですが、思わぬハートフル(?)さ加減にちょっと肩透かし
こういう系等が嫌いな訳ではありません。が、夏の怪談本一人祭りのリストに加えるにはパンチが弱いかなあ。ということで、もう少し刺激のある本を探す「書店・書棚探訪」はまだまだ続きます。
0014/1000