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たま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などなど「覚えておきたい出来事」を写真とともに(無いときもあるけど)メモ。丁寧にくらしてはいないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。小さく楽しいメモでいっぱいにしたい。

一鬼夜行

読書

一鬼夜行 (ポプラ文庫ピュアフル)
小松 エメル
ポプラ社 (2010-07-06)
売り上げランキング: 127,919

 一日30分と時間を決めて、ゆっくりじっくり読みました。へんにドタバタしない日常系、それも真摯な妖怪系。いきおいに任せず読んで正解でした。引き込まれるにままに大急ぎで読むのなんてもったいない。

 解説には『バディ系』なんて言葉も出てきましたが、確かにそう呼ぶこともできるでしょう。あの二人の関係に萌え転がる〜!なんて妄想たくましく読むこともできるでしょう。
 でも、そんな画一的な読み方では、ほんとにほんとにもったいないと思います。江戸の匂いが色濃く残る明治初期の、なんとも言えない開放感とか新しさとか、そういった空気感もすてきに表現された中で、余計な装飾なく語られるアヤカシのお話です。妄想はちょっとお休みにして、物語にどっぷり浸かって愉しみたい。


 木綿の単衣に半幅を締めて、ひなた燗をちびりちびりやりながら、浅漬けを肴に読むとか……さすがにそこまではやりすぎか(--;)