ビブリオマンシーです。でも、ご託宣は猫がするの!天使の言葉でもなく、漠然としたイメージでもない、ゆるーい「猫のお言葉」は悪い結果が出たとしてもなんとなくほっこり♪してしまいます。
毎朝一回、この本の「ご託宣」をいただくのがちょっとした習慣になっていますが、その他の時間(たとえばお茶を飲みながらホッと一息つきたいとき)も手にとってみることがあります。
素朴な絵柄の猫たちが本当に可愛くて、絵本を眺めるようにページをめくるだけでも楽しいのですよ。気持ちがゆるーく解きほぐされたら「さて、やるか!」と自然に元気スイッチが入ってしまう不思議。猫好き必携の一冊ではないでしょうかっ……なんちゃって。
とにもかくにも、おまじない本としてはオカルト色はほとんど感じられない本書は、クリスマスの贈り物にもぴったりなのではないかなと思います。
可愛くてロマンチック。忙しい年末年始に、ぜひぜひ手にとっていただきたいです。