あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

隠れ家にて

変なお天気には猫も困っているようで

 お外で風がビュオォォォォ……てな具合に吹き荒れておりました。こういう日は心がざわざわするというか、落ち着かないですね。

 猫も同じことを感じているのか、お外の様子が気になって満足に昼寝できなかったようです。隠れ家から「寝不足です」という顔をしてやって来ては猫パンチを繰り出して去っていく、ということを何度もやってました。

 八つ当たりパンチを食らって置き去りにされるオカアサンの気持ち、もうちょっと考えてみてほしいな(切実)。

 

潜入取材をやってみたら

 仕返し、というわけではありません。陣中見舞いとかご機嫌伺いとか、そういうやつです。

 ちょっと画面が暗いですが、だらしなさ……リラックス度合いは伝わるかなあと思います(実際はプチイライラかな)。お腹丸出し、めんどくさいなあという顔。そうですよね、隠れ家というのは誰にも秘密で充実した時間を過ごせる場所の事ですものね、私なんぞが突撃して良い場所ではないのです。覗いて、見守るだけなので、許してほしい!

 中途半端なオシャレ毛繕いで奇妙な毛束感を出してるお腹の毛を直してあげたいけれど、隠れ家で自由を満喫中なのだもの、我慢します。見守るだけ、見守るだけ。

 無防備な手の肉球をプニプニしたいけど、それも我慢しますよ勿論。ニンゲンだもの、ちゃあんとわきまえているのです。

 

 

 追記:隠れ家から出てきて大欠伸なところを捕まえて、お腹の毛玉になりそうなところに櫛を通しました。オカアサンは当たられてるばかりではありません、時に非情なのです。

猫、猫、猫

暑かったり寒かったり、着るもの選びに悩みます

 お着物界では「桜が散り始めたら羽織を脱いで、帯付きになるのよ」なんていう暗黙の了解があったりします。盛夏でもないのに帯付きはちょっと恥ずかしいわ、という奥ゆかしい向きには薄羽織という便利アイテムもあります。
 しかーし!今年みたいなのはどうなんでしょうね?桜が咲き始めたら駆け足で盛りを過ぎてあっという間に散っちゃって。今年は黄金週間辺りから浴衣をウソきものみたいに着ないと暑くてやってらんないかもねえ……なんて言ってたら、風邪引きそうなくらいの寒さが帰ってきたりして。お天気に怒っても仕方ないのですけれど、この振り上げた拳の下げどころってモノが!はあ、参ってしまいます。
 

今回は猫尽くし

 お天気がどうかしているこの春、この胴抜き紬が大活躍しております。寒いときは襦袢や機能性下着でほかほかを確保。昼は良いけど、日が落ちたらどうしましょうというときは大判のショールをバッグに放り込んでいきます。
 連休あたりにはどのくらい気温が上がってしまうのか?大きく裏切られて滅茶苦茶寒くなったりもするのかしら?そしたら何を着ればいいのかしらね……とても恐ろしいです。
 
 桜も盛りを過ぎて、葉桜も良いわねえなんて事を言ってる時間もあっという間。私はというと、早々に羽織を片付けて帯つきでうろちょろしております。太陽さんさんの昼は袷のお着物でも汗だくになることがあるくらいですから。
 帯つきになると可愛い柄の帯を見せびらかしたいのが悪い癖でして、たれに猫のシルエットがしなをつくってるこの半幅を中心に組みました。ガマ口バッグまで猫柄。かなりのしつこさです。
 

猫らしく自由に歩いてきました

 この一式を着て出かけたのは、日比谷公園のフードイベント。履き物は、人混みの中をきびきび歩きたかったのと野外イベントは足元が少々不安なのとで、写真は撮っていませんがブーツを合わせました。
 
 初夏の陽気が続いていたのに、この日はずいぶんと肌寒く、ポリの薄羽織りを重ねていきました。色や柄の組み合わせはイマイチですが、無いよりはあった方が快適……というか風邪をひかずにすんだので助かりました!
 これを機に薄羽織りのバリエーションを考えてみることにします。適当な塵避けではなく、全体の調和も考慮して2~3タイプ候補をあげてみようっと。
 
 この時楽しんだ休日ビールは、サンクトガーレン肉球ビールでした。
 限定の樽生。香ばしくパンチのある味と香りですが、飲み口は爽やか。グリルしたお肉やお魚との相性が良さそうに思いました。
 緑の芝生を眺めながら飲むと、また格別美味しかったです。
 

オマケ♪

 帰り道、二次会(?)で立ち寄ったお店で久々のワインをいただきました。しっとりした赤ワイン。
 
 洋風おでんが目玉メニューとのことでしたので、春らしく筍とつぶ貝と菜の花のおでんをオーダーしました。
 ここは白ワインでは?となんとなく先入観で考え込んでしまいましたが、お魚風味のお出汁がしっかり骨太に仕上がっており、そのお出汁に浸かった春のご馳走たちには赤ワインがぴったりでした。

ロンドンってどんなとこ?

きものだってファッシヲンだ!ファッシヲンは爆発だ!

 軽くて着やすさバッチリの、兎飛び柄大島紬を着たくて一式組みました。
 元気に歩けそうな赤いブーツがやって来たので、それと合わせるというかなりの冒険も。せっかくの冒険だからロンドンのオシャレガールをイメージして、私にしては攻めました。普段着でお洒落したいだけだもの、年齢を理由に「伝統がー」と小さくまとまるのはつまらないです。
 ロンドン……行ったことないので、あくまでもイメージです(苦)
 

 兎はピーターラビット、ということにして。チェック柄に見える半幅とチェス盤みたいな帯留めで、伝統風味をプラス。

 ブーツで元気に、少々尖った感じを出して、大英博物館でネズミ取り課長をしてそうな猫の顔バッグを添えてみました。

 

細部の変更はありましたが

  半えりにする予定だったガーゼのミニショールは帯揚げにシフト。荷物が多くなったので、バッグも鳥獣戯画柄斜めがけバッグに変更しました。
 そして、またまた休日の昼ビールですよ。常陸野ネストのヴァイツェン、温かい春の昼下がりにぴったりな爽やかさ。
 
 

 お花見もしました。すでに散って花筏になったり、花よりも葉の方が勢い付いていたり、今年の桜は気が早いですね。
 そんななか、この垂れ桜はきれいに満開のタイミングでお会いできてラッキーでした。なぜかカメラ目線のユリカモメがいます。とても可愛い!
 

  たまにはビール意外の飲み物も嗜みましょうよ、という事で喫茶店でアイスコーヒーなど。
 すっきりとしたアイスコーヒーの美味しさは申し分なかったのですが、それよりなにより。一緒にオーダーしたホットケーキのなんと厚いこと!
 ナイフを通すともっちり・みっしりで、流行りの『ふわっふわで空気食べてるみたーい』なパンケーキとはモノが違いました。どこから食べてもどこまで食べてもバターの良い香り。トッピングはシロップのみという潔さにも惚れ惚れです。私は断然、こっち派です。ホットケーキ万歳。ホットケーキはこうでなくては!
 
 
 そういえば。夏のきものでお散歩した時にもホットケーキを食べたのでしたっけ。
 きもの散歩のときにはホットケーキを食べるというの、定番にするのも面白いかも……。