あらたま@メモ魔通信

くらしの一コマ、ねこ、きもの、ラーメン、読んだ本、などな日々の活動メモ。書いて、読んで、猫と暮らす。丁寧ではないし、断捨離もしてないし、OLもしてません。

珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで

珈琲、大好きです

 日々の生活から珈琲を取り上げられてしまったら、私どうなっちゃうかな?と考えたことがあります。で、実験したことがあります。ノンカフェインで、とりあえず三日過ごそうって。

 お酒は飲まずに過ごす事ができますが(経験済み)珈琲はダメでしたねえ。イライラしたり落ち込んだりはしなかったのですが、どうにも調子が上がらないんです。ぼんやりして、すべてがパラフィン紙を一枚隔ててある感じ。

 

 実験をとおして、珈琲抜きの生活はもうこりごり!という結果が得られました。今の私はカフェインとともに生きています。珈琲ならほとんど好き嫌いはありません。みんな違って、みんな美味しいよ!てなもんなのです。

 最近のインスタント(レギュラーソリュブルっていうんだっけ?)はなかなか美味しいですよ。

 

喫茶店の珈琲は、ごちそう

 そんな雑食系珈琲好きの私にとって、喫茶店でゆっくり丁寧にハンドドリップされた珈琲はもはや『ごちそう』と呼べるものです。

 そんな美味しい味と香り、雰囲気、らしさ……が、小説でも味わえるなんて、なんて良い世の中になったことでしょう。

 

 

読もうと思ったきっかけ
 追っかけてるシリーズだから
 
三行感想
  • ほろ苦いけれど、どこか優しい。まさに珈琲みたいな短編集で、丁寧な仕掛に感嘆符が飛び出しっぱなし。
  • 中でも『パリェッタの恋』が一番染みた。謎解き自体は大がかりではないけど、純粋に小説として味わい深かったし、引き込まれた。
  • 短編って、持ち味や才能が如実に出るよなあとあらためて思った。
 
今後にどう繋げる?
 積んでる本をどんどん読んで、お片付け!
 
 
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梅の薫り

先延ばしにしてきたことを、今やらねば!というわけで

 
 喪中で、昨年いただいた御札やお守りを未だ納めてなかったので、ようやくお納めしてきました。
 
 ずっと気になってたことをちゃんと済ませたことで、文字通り「肩の荷がおりたー!」になりました。身も心も、なんか軽やか~♪
 

いろんなものに振り回されて季節感が……

 
 お正月もやってなければ、七草がゆも食べてません。寒いなあと思っていたら、最近暖かい日が多くない?そういえば、春一番吹いたんだよね……と、いったい今がいつなのかよくわかってなかったのですが、ちゃんと足下を確認するように手帳を見たら、2月も終わりなのですね。
 すっかり季節に疎くなり、気付けば梅の花は盛りを過ぎていましたが、それでも薫りが素敵で深呼吸するのが嬉しかったです。
 やっと季節を愛でる余裕が出てきた??

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  国学発祥の碑と。この梅の木の前を通りかかったときの薫りといったら。ふわーっと嫌みなく、甘酸っぱい……教養がなくて申し訳ないのですが、小梅キャンディを頬張ったときの嬉しい気持ちを思い出しました。
 
湯島天神

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 梅まつり開催期間でしたが、混雑のピークは過ぎていたかもしれません。人は多かったですが、歩くのが大変というほどではなかったので、しっかり楽しむことができました。
 甘酒も堪能したし、お昼ごはんのうどんセットも美味しかったし、充実した一日でした。

きものがたり

猫のごきげんが、大変よろしい

 体調が戻り、リズミカルな生活が送れるようになると、まず変化が現われたのは私ではなく猫でした。

 ものすごく穏やかになったっていうか、人を呼びつけたりする偉そうぶりは相変わらずなんですが、そういうときの声がなんか優しい。

 

 表面からはわからないけれど、ちゃんと心配してくれてたのかな。

 

 猫との暮らしも、ドタバタの中に時たまほっこりが挿入されるのです。おかげで、オカアサンは安心して本が読めるしお着物も着られます。

 願わくは、穏やかな顔をして畳みかけのお着物の上でくつろぐのは止めて欲しいなあ。猫の毛を取るのって、けっこうな手間なんだよ。

 

そんな私が憧れるけど、当分手が届きそうにないお着物生活の本

 たぶん、猫が我が家の王様として君臨している間は、こんなに優美な支度に囲まれるなんてことは無いと思うなあ。

 特に帯ね。普段使いの帯でさえ豪華なんだもの。猫を抱っこして毛まみれになるのを前提に選ぶうちは、木綿の普段使いが関の山……。

 

きものがたり (文春文庫)

きものがたり (文春文庫)

 

 

読もうと思ったきっかけ
 お着物関係の本は目についたら片っ端から読むぞと決めたので
 
三行感想
  • エレガントな宮尾登美子先生コレクションの数々。オールカラーで、眼福です。
  • 宮尾先生の軽妙な筆でコレクションに纏わるエピソードが綴られてるのに、編集ががっかり。文章をぶったぎるように写真ページを挿入するルールってなに??
  • 読んだ後に自分の箪笥の中身に思いを馳せると恥ずかしくなってくるけど、私は私であり宮尾先生は宮尾先生なのだ。生きてきた時代も考えかたも違うのは当たり前、私の道は私だけが歩けるのだから自分のお着物を存分に楽しもう。
 
今後にどう繋げる?
 お着物歳時記、他の方のもどんどん読みたい!でも、次はもうちょいカジュアル趣味な方の本がいいかなあ。
 
 
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